『週刊新潮』の記者が初めて私に取材に来たのは、事故から1ヶ月後のことでした。
最初から「ぶつけた件だけど」と無礼千万の態度で、私を加害者のように扱いました。もちろん「私は被害者だ」と主張しましたが、いくら言っても、決めつけの言葉を執拗に吐き続ける。その異様な姿に恐怖さえ感じました。 法廷でも不誠実な態度
裁判でも新潮記者の態度は同じ。傲慢さ。不誠実さ。どれ一つ思い出しても、いまだに怒りがこみ上げます。何度「ふざけるな!」と法廷で叫びそうになったことか。
新潮社の人間にとっては裁判も仕事の一部。時間も費用も心配ない。一方、私たちは普通の市民。仕事を休んで時間をつくり、苦しい家計から訴訟費用を捻出して3年8ヶ月を戦い抜きました。
幸い最高裁判所の判断で私たちの勝訴が確定しましたが、受け取った賠償金は110万円。とても十分とはいえません。しかも今日に至るまで、新潮社からは、謝罪もなければ、あいさつ一つもありません。結局、何の反省もしていないのです。
今も増える新潮の被害者
新潮社は本年だけで十件の敗訴。毎週のように人権を傷つけられ、苦しむ人が生み出されているのかと思うと胸が痛みます。
「『週刊新潮』だけは絶対に許すな」「新潮社は猛省せよ。デマの被害者に謝罪せよ」と言いたい。

全国から白山氏に寄せられた励ましの便りや色紙
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