事故は「スピード狂」の坊主の過失だった
警察も保険会社も「100%大橋の過失」
事故の加害者、大橋信明は当時、日蓮正宗・深妙寺(北海道・室蘭市)の住職で、「スピード狂」として知られていた。問題の事故でも、制限速度40キロの国道を、なんと推定時速100キロで走行。カーブを曲がりきれずにセンターラインをオーバーし、対向車の白山氏のトラックに突っ込んだ。
当然のことだが現場検証を行った警察は「事故は大橋の過失によって起きたもの」と結論。保険会社も大橋と白山氏の過失割合を「100対0」と認定した。
|
 |
事故現場。視界の悪いカーブに向かって大橋は、制限速度を60キロも超える猛スピードで突っ込み、センターラインをオーバー。対向車に衝突した |
|