手紙の「下書き」
信平側は裁判で「暴行事件に抗議する手紙を出したから学会役職を解任された」というデマを主張。その「証拠」と称して「書留郵便物受領証」と「手紙の下書き」(写真)」なるものを出してきた。
これに対し学会側は、その「受領証」と同じ「日付」「引受番号」のついた信子の直筆手紙――つまり、信子が学会本部に送った「本物の手紙」を提出。裁判所も、こちらを「本物」と認定した。「下書き」なるものは、後から信子が偽造したものだったわけである。
診断書
信平側は「昭和58年の事件」なるものでケガを負ったと主張。医師の「診断書」を提出した。
ところが、その日付は「事件」があたっと称する日から2ヶ月も後。診断書を書いた医師本人の陳述から、「事件」とは無関係の診断書であることが発覚。信平の悪質な偽装工作が崩壊した。
テープ鑑定書
信平夫婦はデマ手記を出す直前、学会に「恐喝まがいの電話」をかけた。そのテープは法廷でも流され、信平の敗訴を決定づけた。
ところが信平側は、恐喝電話を否定しようと、某研究所S氏なる者の声紋鑑定書を持ち出して「テープの声は別人」と主張した。
学会側は、声紋鑑定の世界的権威である鈴木隆雄・元警察庁科学警察研究所副所長に再鑑定を依頼。その結果、S氏の鑑定には学問的な裏付けがなく、テープの声は本物であることが明確となった。
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