信平夫婦が「事件」なるものをデッチ上げて起こした「狂言訴訟」は最終的に2001年6月26日、最高裁から断罪され、「訴権の濫用」として「却下」された。 「訴権の濫用」と判断されるケースは、およそ100万件に1件。極めて異例の判決である。どうして、こんな厳しい判決が出たのか。
判決は大要、こう結論づけた。
— そもそも信平がデマに基づいて起こした裁判であり、その目的は訴訟に名を借りた嫌がらせにある。訴訟を続ければ、その信平の不当な企てに裁判所が加担する結果となるから終結する —
裁判官の厳しい眼は「悪質訴訟」の醜い本質を、余すところなく暴ききったのである。
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